創流五周年記念「香月流舞踊会」

12月1日、日本橋劇場で開催された、

創流五周年記念「香月流舞踊会」に出演させて頂きました。

秋空が美しく、暖かで清々しい日の開催で、

開場から多くのお客様で大盛況!

ロビーには沢山のお花が並び、華やかでした。

 

日本橋劇場への出演は二度目ですが、

舞台の大きさもちょうど良く、セリ・スッポン・本花道と

舞台機構が備わっていて、とても良い劇場で、大好きな劇場です。

 

今回も自分で化粧を!!

楽屋入りしてすぐに取り掛かりました。

先日、化粧講習で教えて頂いた事を思い出しながら

やってみましたが、素早く綺麗にするのは難しいですね。

まだ勉強と研究が必要です。

 

 普段、女形の化粧の場合は、

 頭にかける羽二重は紫羽二重を使うのですが、今回は女形から

 立役に早変わりしないといけない為、青天付きの羽二重にしてあります。

 

 顔は女形なのに、頭は立役という、ちょっと違和感がある格好で

 楽屋を歩くのが、ちょっと恥ずかしかったです。

 

 またアミの鬘を被る時は、おでこのあたりにピンクのぼかしを

 少し入れるのですが、今回は立役が後で控えているので、

 ちょっと少なめに。

 

 化粧は役によって、またその後にもう一役やる場合を考えて、

 化粧をしないといけないので、難しいですね。

 時間を見つけて、化粧も稽古しようと思います。

 

 今回は『蘇る!「昭和流行歌舞絵巻」』メドレー内で、「氷雨」「長良川艶歌」の二曲を。

 「氷雨」は初の洋髪の鬘でドキドキ。素踊りでは何度か踊っておりますが、拵え付は初披露!

 床山さんとかつら屋さんに素晴らしい鬘を作って頂き、感謝です。

 衣裳も素敵なものを出して頂き、着せて頂きました。

 また当日は香月流の方々、スタッフの皆様方に大変お世話になり、感謝致します。

 

 

 そして、化粧を急いで立役へ手直しをして、

 「長良川艶歌」は、香月寿々お家元とご一緒に。

 芸者と若旦那の道行という設定で、

 しっぽりと踊らさせて頂きました。

 

 寿々お家元様とは、二度目の相舞踊で、

 踊っていて心地よく、いつも安心して踊らさせて頂いております。

 寿々お家元に、この様な機会を作って頂き、感謝致します。

 

 舞踊メドレー内では、花園世紫弥先生、

 香月流のお弟子さんの素晴らしい舞台が続き、

 会場は大盛況。

 

 また、特別出演の志茂柳吉栄先生、青山ひかるさんの

 舞台を袖から拝見して、勉強させて頂きました。

 

 

 

 

 終演後に、賛助の先生方とご一緒にお写真を。

 いつもお世話になっている香月寿々也さんとご一緒に!

 この日、寿々也さんは立役、女形と七曲踊られました。「好きになった人」、「同期の桜」、素敵でした。

 また文月滉之助お家元とご一緒に。文月お家元の若さ溢れる素晴らしい舞台に、お客様も喜んでいらっしゃいました。

 他の先生方とお写真が取れず残念。

 そして、お弟子さんも沢山駆けつけてくれました。感謝です。

 

 

終演後に皆さんでお写真を。

 

古典舞踊から新舞踊まで、あらゆるジャンルの演目が並び、

お客様も大満足のご様子。

 

寿々お家元の温かさが伝わってくる

とても素敵な会でした!

 

香月流創流五周年記念の舞踊会の御成功、

誠におめでとうございます。